歌津を守るものたち

流域環境デザインスタジオ

観光者も移住者も研究者も、誰でもその土地を「はじめて訪れる」という経験をする。「はじめて」は一度きりの経験である。しかし、その場所と来訪者の関係性をつくりだす契機になるし、はじめてであるがゆえに、「かたちをもたない」イメージと数多く出会える機会だ。
本プロジェクトの目的は、その「はじめて」のエスノグラフィを写真を通じて行い、「はじめて」というフレームを通して現れる、水とヒトの関わりに関する集合表象を探索することである。
方法論は以下のとおりである。1参加者は、はじめて訪れた南三陸町でひきつけられるままに個々人が写真を撮る。2参加者はもちよった写真を分類し、分析し、解釈しあう。「かたちをもたない」イメージが凝集する、表現される「モノ」を見つけ出す。3複数の候補から一つの「モノ」に絞り、再び場所を訪れ、写真をさらに撮る。4モノたちの背後にある集合的表象、見知らぬ言語と記号のシステムについて探索し、それを物語ってみる。

・問い合わせ先:iedp@edu.k.u-tokyo.ac.jp
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