2022年度の流域スタジオでは、柏たなかエリアを対象にし、普段の生活では見えてこない水の循環に注目したフィールドワークとアート表現を行いました。受講生は自身のフィールドノートを片手に対象エリアの現地調査・ヒアリングを行い、地域の水利用の実際や地域住民による水の認識などを明らかにしていきました。水のうごきについては、雨水排水系統図などを頼りに解明を進めました。得られた情報をもとに「見えない水の可視化」に向けたディスカッションを行うことでどのような表現を行うかを検討し、様々な案を経て、最終的には水に関係するシンボリックな地物や特産品を地図上に並べるというアート作品を製作しました。
・問い合わせ先:iedp@edu.k.u-tokyo.ac.jp
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