水でつながる小川町の魅力

自然環境デザインスタジオ

スタジオの対象地である埼玉県小川町では、盆地の中を槻川・兜川の2つの河川が流れており、山から溶け出したミネラルを多く含んだ地下水も豊富であることから、古くから水に関わる産業(和紙、酒造など)が発展してきた。小川町における水は、直接・間接的に小川の暮らしに関係しており、小川における様々な文化をネットワークさせる媒体としても機能する。本作品は小川盆地が一望できる鳥瞰図の上に水に関わる小川町の営みを重ね合わせたもので、これにより水が小川町の魅力をつなげるものであることを表現している。ランドスケープとは人と自然の関わり合いの表出であり、本作品は小川における水に関わるランドスケープを端的に表現したものとも言える。

・問い合わせ先:iedp(at) edu.k.u-tokyo.ac.jp
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