中間発表会から1ヶ月後、6月25日に実施された個別相談会のミニレポートです。
中間発表で示した企画から、それぞれが個別にプロトタイピングやコンセプトの見直しを進めています。
6月25日、佐々木遊太先生との相談会が行われ、進捗や悩みを相談しました。
遊び出したら止まらない人、初挑戦の技術に苦戦している人、プロトタイピングすると見えてきた作ろうとしているものの意外な世界観、アートディレクションを考える段階へ・・など。
それぞれの技術レベルや進捗に合わせた話を聞き、またクラスメイトが何をしているのかを共有する機会になりました。
同じアプリを使っている人の話や、違う技術でもコンセプトの考え方など、それぞれ思うところがあったのではないでしょうか。
個別相談が終わった段階で、佐々木先生から改めて出された課題が「一言コンセプト」。
例えばスタバの「コーヒータイムを売る」や、ソニーの「ステレオを持ち運ぶ」、そして佐々木先生ご自身の作品「金魚の気持ち」であった「VRをみんなで遊ぶ」など、新しい体験を生むことを示す、強い一言を考えるということです。
やりたいことを出発点に、帰還困難区域に寄せたり、また離れたりしながら、手を動かしてきた学生たち。
この段階で再びコンセプトを明確にすることで、思考と制作を繰り返しながら良いものを作り上げていくことを目指します。
次回のアナウンスは学内の活動制限レベルを見極めながら、改めて行われる予定です。
佐々木先生にはバグ取りの相談をメールや画面共有で対応していただいていますが、その限界もあるねという話になりました。
それぞれが楽しんだり苦戦する中で、お互い顔を見て場を共有しながらの授業が待ち遠しいです。