Boardable city - IEDP │ 環境デザイン統合教育プログラム

2022年度都市環境デザインスタジオでは、「まちをつなぐ移動空間のデザイン」をテーマにし、実施された。
本作品は、柏の葉駅周辺に活動が集中していることを課題点と捉え、まち全体へ移動を広げるために、キックボードを回遊ツールとして導入するものだ。
キックボードは楽しさ・省スペース・身軽さ・安全さに利点があるとし、キックボードサービス区域の設定と「貸出ポート」「キックボードの魅力創出」「地域に還元」という観点からボート設置の全体方針を定め、ポートも風景の一部になるデザインの提案を行った。
また、キックボードの導入と共に、行政と市民のインタラクティブな関係を構築する地域アプリの仕組みについての提案も行われ、ハード（ポート）とソフト（アプリ）の連携により、柏の葉の街の基盤を強くする人々が広がる将来像が示されている。