遠隔地同士を心理的に繋ぐことから展開していった本作品は、野菜・植物を育てたいけど場所がない人と、土地があるけど借り手がない、あるいはセキュリティ上の問題で人が入れない遊休空間をつなげるシステムの提案です。土壌中の成分に反応するセンサーを使って植木鉢の水の状態を検知、それに基づきTwitterでセンサーの値や写真を共有することで、状況を把握したユーザーが遠隔操作で水やりを行いながら、作物を育てます。
今後の展開可能性として、ビル街の屋上空間や空地の活用、さらに遠隔地同士を繋いだ農業・園芸の可能性(シチリア島のレモン栽培を日本から、等)も提示しています。
・問い合わせ先:iedp@edu.k.u-tokyo.ac.jp
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