地域活動デザインスタジオ、開講しています!

  • 地域活動デザインスタジオ

4月10日(金)から、今年度新設の地域活動デザインスタジオが開講しています。

フィールドワークが難しい中、オンラインで集まった7名の受講生たち。
第2回目となる17日(金)は、講義とグループワークの2本立てでした。

講義は、1回目の学生からの感想・コメントをもとに、鈴木亮平先生が考える「地域活動」「都市デザイン」を、各地でのプロジェクトや事例を交えながら話していただきました。
郊外住宅地の特性と類型化、地域活動のプロジェクトを動かす3つの「?」や地域住民との向き合い方、外部の専門家としての関わり方・役割の自覚など。
個人対個人の関係の話から、暮らしをデザインし、他の分野とつなげていくこと、使えるものはなんでも使う合わせ技、色々な考えや価値観を持つ地域に入って活動するからこその難しさ、醍醐味、バランス感覚、などなど今後の企画を考える上でのヒントや示唆がてんこ盛りだったと思います。

その後、それぞれが調べてきた「地域活動」を紹介しながら、鈴木先生からのコメントをもらいました。
埼玉県八潮市の川の再生プロジェクト、山梨市牧丘の有機農業の体験プログラム、東戸塚駅バスターミナル前広場、京都府和束町の宇治茶にまつわる文化的景観と地域の活性化、三重県いなべ市のGreen Creative Inabeの取組、空き家をリノベーションして家守が管理を担い、地域とつなぐADDress、新潟県津南町のグリーンツーリズム、と、それぞれの地元や縁のある場所での活動が多く並びました。

各自の持ち寄った事例をシェアした後は2手に分かれてグループワーク。
1事例を選んで、目的達成のために、「もっとこうしたら魅力が上がるのでは?」という仕掛けを話し合いました。

当初予定していたカシニワツアーは、コロナのためお預け。
ここからは少し中断して、各自の持ち寄った、あるいは他にも関心を持った事例をさらに深掘りして行きます。次回は5月8日の開催です。