9/12-19で集中開講される建築環境デザインスタジオ2の詳細です。
参加希望者は、岡部先生へ8/25までにメールにてご連絡ください。
IEDP建築スタジオ2
Informal Urbanism
建築スタジオ2では、インドネシア⼤学との共同ワークショップを集中で⾏います。
本ワークショップは、” Sensible High DenCity: Megacity Design Studio Indonesia-Japan” の第10回です。対象地はジャカルタ中⼼部に位置する⾼密度なインフォーマル地区チキニです。
地元コミュニティと協働で実際に空間をつくる建築実践を例年おこなってきましたが、今年度はオンラインで実施します。参加希望者は、8⽉25⽇までに岡部までメールで連絡ください。 →aokab@edu.k.u-tokyo.ac.jp
New-normal Cikini
ニューノーマルで求められているのは、ウイルス感染拡⼤リスクを極⼩化して、今までどおりの⽣活を可能にするライフスタイルです。
対象とする地区チキニは、カンポンという伝統的な集落由来の⾼密度なインフォーマル地区ですから、物理的に⼗分な対⼈距離を確保するsocial distancingは実質的に無理ですし、感染者を隔離する空間的余裕がありません。
では、カンポン由来の⼈間的な住環境は過去の遺物になるしかないのでしょうか。
いずれにせよ、⾼密度な環境で⽣活していく以外に道のない⼈たちが世界中のインフォーマル地区にあふれています。
狭い路地で肩を寄せ合って暮らしているチキニ地区でのニューノーマルとは?
ーー みなさんの 建築的知識を⽣かし、創造的に、提案してください。
ステッ プ1:「ニューノーマルな⾼密度カンポン」のコンセプト提案。
具体的にチキニ地区はどうなるのか、今とはどこがどう違うのか。
ステップ2:⾃治会( RW )の建物の建築デザイン。
ニューノーマル・チキニに求められる機能とは何か。1)のコンセプトに⽴脚して提案したアイディアを具現化したデザインとすること。
期間:
A1集中 2020/09/12-19 10:00-18:00, 20:00-22:00
(※ただし初⽇12⽇は 20:00-22:00)9/1-9/11 に、チーム内で連絡を取り合い、new-normal Cikiniの複数シナリオを検討すること。
(スタジオ1で作成したシナリオを参考にすることを想定しているが、スタジオ2のみでも履修可能。)
対象地に関する資料は、8/31までに共有します。
チーム編成:
完全オンラインのグループワークで⾏います。
⽇本側、インドネシア側の混成チームとし、各チーム5⼈程度。全4チーム。
チーム分けを8/31までに知らせます。東京⼤学、慶應大学、インドネシア⼤学の学⽣が参加予定。
担当教員・コーディネーター:
岡部明⼦(GSFS-UT)
Evawani Ellisa (UI)
⽯川初 (SFC-KeioU)
Joko Adianto (UI)⾬宮知彦(R/Urban Design Office)
井関瑞⽣ (student, GSFS-UT)※各チームにアドバイスするチューターを予定